ルミテスターを使用した追い焚き配管洗浄における清浄度検査

ルミテスターを使用した追い焚き配管洗浄における清浄度検査

風呂釜追い焚き配管洗浄サービスの目的

風呂釜追い焚き配管洗浄サービスの目的は浴槽のお湯張りや追い焚きの給湯配管内の衛生改善です。

追い焚き配管内の皮脂汚れやカビ、バイオフィルムやスライムといった細菌汚れがきちんと洗浄除去・除菌することが目的としています。

コジワンツールズで販売する追い焚き配管洗浄剤の『ヘドロン』を使った洗浄サービスもその一つで、その高い洗浄力で洗浄効果を視覚的にも実感していただけます。

 

ルミテスターとは

追い焚き配管洗浄に限りませんが、あらゆる洗浄作業において対象箇所の洗浄前後の状況を数値で確認する方法に、ATP拭き取り検査という検査方法があり、その検査で使用する測定器のことをルミテスターと言います。

ATPとは?

ATPとはアデノシン三リン酸のことです。

ATPはあらゆる生物がもつ物質であり、食品や菌をはじめとし「有機物」の多くに共通して存在しています。ATPが多ければ洗浄不足( =汚れが多い状態)であることがわかります。

そのためATPを指標として清浄度測定する方法がATP拭き取り検査であり、その測定器がルミテスターとなります。

ちなみに写真のコンパクトな測定器は調味料メーカーで有名なキッコーマン株式会社のグループ会社であるキッコーマンバイオケミファ株式会社の製品で圧倒的なシェアで、測定を要する清掃現場の多くで採用されています。

試薬であるルシパックA3のキットの中の綿棒のようなもので対象箇所を拭き取り、試薬にその漬け込むことで綿棒に付着したATPを測定します。

 

追い焚き配管洗浄後のATP拭き取り検査測定事例

洗浄後の数値としては500以下であることが合格値となります。

ちなみに洗浄前の50111(RLU)という数値は汚染度としては非常に高く、一般的にはトイレやキッチンシンクで平均的に測定される10,000~20,000という数値を大きく超えている数値でした。


ルミテスターによる測定はオプションとしているケースも

風呂釜追い焚き配管洗浄サービスにおいてルミテスターによる作業前後の数値測定はオプションとしているケースも多いようです。

というのもこのルミテスターという測定器であるキッコーマンバイオケミファ株式会社製のルミテスターSmartと、試薬であるルシパックA3を合わせると10万円程度と高額であること、また試薬の管理が品質保持期間があること温度管理が必要であることから、サービス先である一般のお客様宅の浴室で測定することに難しさがあり、標準サービスとして測定を行っていないケースが多いです。

したがって、ルミテスターによる測定を希望されるお客様は事前に測定が可能か?別途料金が必要でいくらかを確認しておく必要があると言えます。

 

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